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はじめに
TomoBlogのTomoと申します。
基本的には本は新品もしくは電子書籍で購入をするのですが、先日古本屋に行き中古の本を買ってきました。潔癖症とまではいかないですが、古本手に取ることに少し抵抗がありました。古本屋に行くと普段書店で並んでる本とは異なる作品が多く驚きました。考えてみれば当たり前ではあるのですが、新品の本がおいてある書店では新作と売れ筋が多く並んでいます。少し前に出版された本はあまりおいてません。好きな作家さんのデビュー作や電子書籍では売られてるが、紙ではもう売られてない本などワクワクしました。もちろん中古の本なので使用感などが残るものもありましたが、本ってそういうものなのかもしれないって少し思いました。
さて今回も前回と同様に最近読んだ本を3冊ご紹介いたします。
ご紹介する作品に関して完全に主観で をつけさせて頂いております。
文章の癖や表現のされ方など「読み易さ」、読後「すぐ読み返したい」か、すぐではないが「いつか読み返したい」か、作品を読む事により何か「学び、気付きがある」か、自分の中で「お気に入り」の作品となったか、他者に「オススメ」をしたいかで を付けさせていただきました。
完全に個人の感想ではあることご了承ください。
本を手にとる際の一参考にしていただければ幸いです。
最近読んだ本#3
1作品目.汝、星の如く/凪良ゆう 著
- 読み易さ ・・・
- すぐ読み返したい ・・・
- いつか読み返したい・・・
- 学び、気付きがある・・・
- お気に入り ・・・
- オススメ ・・・
先日2023年本屋大賞が発表されました。その大賞作品となります。凪良ゆうさんの作品を読むのは今作品が初めてでした。男性目線と女性目線が交互に描かれている。目線が変わることで読者は両者の気持ちを理解できるがゆえにもどかしさや苦しさを感じます。文体は読みやすく、美しい文章でした。「恋愛」と「仕事」というよくあるテーマではあるがなかなかないテーマ。考えさせられる要素の多く、辛い気持ちにもなりますが成長させてくれる物語であるようにも感じました。著者の作品とても惹かれましたので、他の作品も読んでみたくなり「流浪の月」と「美しい彼」を購入しました。まだ読んでおりませんので読みましたら、またシェアします。
2作品目.方舟/夕木春央 著
- 読み易さ ・・・
- すぐ読み返したい ・・・
- いつか読み返したい・・・
- 学び、気付きがある・・・
- お気に入り ・・・
- オススメ ・・・
本書も2023年の本屋大賞ノミネート作品でした。また本作品は私が初めて手に取った夕木春央さんの作品です。こちらの作品はSNS等で話題にもなっておりました。いわゆる「クローズド」もののミステリ作品です。設定が斬新で地下の廃施設に閉じ込められたところから始まります。文章は読みやすくミステリ初心者にも読みやすい作品のように感じました。こちらの作品はできれば前情報をあまり得ずに読んでいただきたい作品です。読了後のなんとも言えないキミの悪さが最高に気持ちよかったです。読み終わった後は他の人と感想をシェアしたくなる作品です。
著者の他の作品も気になります。次は「サーカスから来た執達吏」を読んでみようかと考えております。
3作品目.変な家/雨月 著
- 読み易さ ・・・
- すぐ読み返したい ・・・
- いつか読み返したい・・・
- 学び、気付きがある・・・
- お気に入り ・・・
- オススメ ・・・
私は不動産を扱った仕事をしていることもあり、家や間取りがとても好きです。こちらの作品も各所で話題になっていたようなのですが、遂に読むことができました。文字通り「変な家」の間取りが出てきて、その間取りに潜む謎を明かしていくという作品です。想像していた話とはかなりかけ離れておりました。ミステリやホラーのジャンルの作品になるのでしょうか。ただこちらの作品は終始薄暗い作品ではありますが、絵もたくさん交えられておりとても読みやすい作品でした。著者の「変な絵」も読んでみようと思っております。
終わりに
今回紹介した作品はどれも最近話題になった作品なのでみなさんすでに読んでいる作品かもしれないです。話題になった作品って当たり前ではありますが話題になった理由があってどれも面白い作品なんだなと改めて思いました。
最近は出版されてすぐの作品を読みたくなるので単行本で買うことが多いです。文庫本と比べ倍くらいの金額がかかるのですが、文庫を待つより早く読めると諦めております。積読本も多くなってきたのでこれらを消化してたら欲しい本が文庫化されるんじゃないかとか考えることもあります。積読と購入欲をある程度コントロールできたほうがいいですよね。